楽しい学生日記#1〜初のアダルトグッズ〜
私は先日、初めてアダルトグッズを買った。いやらしい物ではない。
疑似の穴というかなんというか...オナホだ。
先輩からその存在を教えてもらい、ドラッグストアへ駆け込んだ。
そのドラッグストアでは、店頭に疑似の穴のカードが並んでいた。
そのカードをレジに持っていくと、疑似の穴と交換してくれるシステムらしい。
しかし、疑似の穴だけレジに持っていくと
「この人、一人で自慰行為をするつもりなのか?」と
店員さんに疑われてしまうかもしれない。
したがって、風船というかゴムというか...コンドームも購入することにした。
これによって店員さんに「疑似の穴を、彼女との行為を楽しむためのアイテム」
として認知させる。もちろん彼女はいない。
レジへ向かうと、女性スタッフが会計をしてくれた。
疑似の穴カードをスキャンし、レジの下をガサゴソと漁っている。
しかし、疑似の穴が見つからないようだ。
そのドラッグストアで疑似の穴を買うお客さんは、少ないのだろうか。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
約1分後、もう一人の女性スタッフが駆けつけ、2人がかりで疑似の穴を探してくれた。
なかなか見つからない。その間に年齢確認をされた。免許証を差し出すときに、片耳だけ外していたイアホンが、レジカゴに絡まった。
スタッフさんは薬剤師だ。
時間を費やし、懸命に勉強しなけければ、薬剤師になれないだろう。
私には何年かかっても無理だ。
高校卒業後も努力し続け、ようやく薬剤師になれた彼女らに、
疑似の穴を探させる罪悪感、、、私には耐えられない。
二人がかりで探した結果、なんとか見つかった。
家に帰り、なんとなくゴムを装着し、疑似の穴を使ってみたのだが....
は、入らない...。無理矢理挿入しようとすると、私の息子が悲鳴を上げた。
そして、なんとか半分くらいまで挿入した瞬間に、
「パァァァァァァァァァァァァン!」という音が鳴り響き、ゴムが破けた。
「....え?」
その後も挑戦したが、3回破けた。
ゴムが摩擦に耐えきれなかったのかもしれない。
そんな1日であった。
【自己紹介】
「はるかふきのとう」と申します。「就職したい。」という2人組で音楽を作ったり、ラジオのようなエピソードトーク?をYouTubeに投稿しています。