はるかふきのとうのブログ

楽しい学生の日記を書いてます

楽しい学生日記#3「初めて飲み会に行ってきました」

先日、初めて飲み会に行ってきた。

人数は、私を含めて男女5人くらい。

どんなことを話すのかと思ったら、女性の先輩が

「エロそうでエロくない言葉選手権やろ!」

と言ってきた。なんだそれは。

 

前回のノミネート作品は、濡れ衣、スンドゥブ、夜釣りらしい。

そこまで乗り気ではないが、

何か作品を生み出さなければいけない使命感に駆られた。

 

そこで私は「夜這い!」と言ってみた。

しかし、頭の中の辞書を引くと、夜這いとは、

「夜に性行為目的で他人の家を訪れること」と出てきた。

 

言ってから気づいたが、シンプルな下ネタだった。

 

先輩は「それって普通に下ネタじゃね?」と言い、

変な空気になった。超えてはいけない一線を超えてしまったようだ。

 

時間もぼちぼち流れ、お腹いっぱいになったので帰る雰囲気に。

その瞬間「カラオケ行く人ー!」と先輩が言い出した。

しかし私は、カラオケが苦手なのだ。

普段音楽を聞かないため、まるまる全部を知っている曲がない。

 

それでも音楽部か?.....と自分自身に失望する。

 

最後にカラオケに行った時は、採点結果が68点だった。

したがって、カラオケには絶対に行きなくない。

一度は断った。しかし、「はるか(私)も行こうよ〜」と言われる。

その後部長に、「勘弁してくださいよ〇〇さん」と言った。

すると、「〇〇?それ俺の名前じゃないけど」

 

シンプルに名前を間違えた。

 

「はい〜やりましたねぇ!はるか!」

 

これを償うような形でカラオケに行くことになった。

おそらく私は、テンションが下がっていたと思う。

しかし、私が場の空気を乱すわけにはいかない。

カラオケはビルの四階にあったため、エレベーターに乗り込む。

その瞬間「ピキピキピキピキ!ピスタチオ!」

と言ってみた。

 

一瞬寒気がした。最悪の空気でカラオケに入店。

 

5人でローテーションして歌うらしい。

まずは歌以前に、曲のチョイスだ。

このような場では、誰もが知っている曲をチョイスしなければならない。

私は音楽部に所属しているため、

コピーバンドでよく演奏される曲をチョイス。

君の知らない物語」という曲だ。

しかし、あやふやでしか覚えていなかったため、全然歌えなかった。

「僕の知らない言葉たち」

 

曲が終わったあと先輩は、

「はるかめちゃくちゃ良い声してるじゃん!寝れるかと思った!」

と言ってくれた。

しかし、こんなものに私は騙されない。

はいはい、社交辞令ですよね。

 

その後は、YOASOBIの曲を入れてなんとか凌いだ。

採点したらおそらく40点くらいだろう。

 

数人でのローテーションを何度か繰り返した後に、

いきなり良い曲モードに入った。

先輩方が全員しっとり系の曲や、

恋愛ソングをチョイスしていくのだ。

Saucy Dogやセカオワなどなど。

私もこの流れに乗らなきゃいけないのだが、

何も思いつかない。歌える曲がない。

恋愛ソング、、、恋愛ソング、、、

あ!あれだ!!!

 

タッチパネルで曲を送信。

西野カナのトリセツだ。

すると先輩は、「それは違くね?」と言う。

 

何かを間違えたらしい。

 

この曲をチョイスしたからには、全力で歌う。

また、なぜかこの曲は、かなりすらすら歌えた。好きな曲だ。

しかし、わからないところがあったため、

トリセツのビートで

即興で歌うことにした。

 

私の前に歌っていた人の曲では「勇者の剣」

という言葉が出てきた。この言葉をサンプリングしよう。

俺は俺自身という諸刃の剣で戦うことを決めた。

その時が来た。

 

「yo yo 勇者の剣、諸刃の剣、俺には二つもあるつむじ!...」

 

みたいなことを言ったと思う。

みんなの顔は見れなかった。歓声は聞こえなかった。

 

その後、終電で帰る子がいた。

そのあとに女の先輩が「今日は終電逃しまーす!」と言った。

 

ドラマとか漫画以外で終電逃す人っているんだ...

 

また、しっとり曲ゾーンで、さっきまで元気よかった女の先輩が、

しゅんとしていた。目はウルウルしていたと思う。

 

私は「なんで泣きそうになってんですか!w」と声をかけた。

すると先輩は「別に、泣きそうになってないもん」という。

 

なんなんだよ、カラオケって....めちゃくちゃだよ...

 

二度といかないことを誓った。

これからカラオケに誘われたら、

「予定は空いてますけど、気力がないんで行きません」

と言おう。

 

カラオケを終えて、店を出る。

再びエレベーターの扉が閉まった瞬間に

「ピキピキピキピキ!ピーナッツ!」

と言ってみた。

誰も反応してくれない。

 

ウルウルしていた先輩を含めた3人は、

誰かの家に泊まるらしい。

私は歩いて帰れる場所に家があるため、その場でバイバイした。

先輩方の後ろ姿を見て、

あー、この後3Pするんだろうなぁ。

と思った。

 

一人で家に帰った。

誰かを家に連れ込んでもよかっ......じゃなくて

誰かを泊めてあげてもよかったなぁ。と思った。

 

しかし、洗濯物が干しっぱなしになっていたので、

人を呼べるほど掃除ができていない。

これから飲み会に行く前は、部屋を掃除してから行こう。

決して下心ではない。

 

あと、枕の下にコンドームを入れておこう。

 

そんな1日であった。

 

 

【自己紹介】

「はるかふきのとう」と申します。平凡な学生です。「就職したい。」という2人組で曲を作ったり、ラジオのようなエピソードトーク?をYouTubeに投稿しています。