はるかふきのとうのブログ

楽しい学生の日記を書いてます

楽しい学生日記#5「始めて一人で居酒屋に行ってみた」

タイトル通り、先日一人で居酒屋に行ってみた。

店に入ると、四人がけテーブルが3つと、カウンター席があった。

 

客は女性二人組のみ。料理は夫婦で作っているらしい。

 

 

私は端の四人テーブルに座り、もつ煮込みとビールを頼んだ。

 

 

一人でご飯を食べていても暇なので、女性二人に声をかけてみた。

「すみませーん!僕とおしゃべりしませんか?」

 

 

すると女性は、「え、おしゃべり?店員と間違われたのかと思ったw」

と言った。仲良く話せそうな相手だ。

 

 

軽く自己紹介をした後に、始めて一人で居酒屋に来たことを告白した。

すると、「え!?1軒目でこの店を選ぶの?すごい度胸だねw」

と褒められた。

 

しばらく世間話をしていると、いきなり一人の女子高生が店に入ってきた。

 

 

こんな時間にJK!?しかも居酒屋!?やさぐれちゃったのかしら。

私が家まで送っていかねば!

そんなことを考えていたら、

 

「ママ〜ただいま〜」とJKが声を出した。

 

そうか、料理を作っているママの娘か。

 

そんなこんなで、少しだけそのJKを交えて、みんなで会話することになった。

 

話を聞くと、そのJKは高校一年生らしい。

 

私もこないだまで高校生だったのに、この子は何歳年下なんだ....。

歳の差を感じた。(私は大学生)

 

私もいつの間にかおじさんになり、

JKに手を出せない年齢になっているのか....

 

 

そんなことを考えながら

JKを眺めてビールを飲む。

最高に美味い。

 

 

その子の話を聞いていると、

どうやら大学受験の危機感で、不安な日々を送っているらしい。

 

 

私が高校一年生の時なんて、そんなことは1ミリも考えずに、

鼻水を垂らしながらギターばかり弾いていたと思う。

 

 

高校一年生の段階で、受験のことをしっかり考えてるだけでも

よしよししてあげたい。まあ、そんなことをしたら捕まる。

 

 

すると、その子のママが

「あ!あのお兄さんは大学生だからさ、受験期のこととか色々聞いてみなよ!」

と言った。

 

 

何言ってんだよ!!!おい!!!

完全に聞く相手を間違えてるよ....

そう、私は頭が悪いのだ。

 

 

JK「受験生の頃に大変だったことはありますか?」

 

真っ直ぐな目で私を見つめるJK。

 

私「そうだなぁ。お兄さんは全然勉強できなかったけど。

  受験期のお兄さんの友達は、

  危機感があるから勉強してるって言ってたよ。

  その子はすごい頭が良かった。

 

  だから、高校一年生の段階で危機感を持って、

  受験のことを真剣に考えてるだけでも、

  君は充分偉いよ。」

 

 

そう言った私は、残っていたビールを飲み干し、

「コトっ」という音を立てて、グラスを置いた。

 

室内はやけに曇って見える。

 

きっと誰かのタバコのせい。

 

何故かそれはあたたかくて、

 

鬱陶しいはずなのに、どこか懐かしい。

 

しかし、彼女には必要ない。

 

今はまだ、知らなくていい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他人の子供を甘やかして飲むビールが一番美味い

 

 

【自己紹介】

「はるかふきのとう」と申します。「就職したい。」という2人組で音楽を作ったり、ラジオのようなエピソードトーク?をYouTubeに投稿しています。